Wednesday, May 31, 2006

デジャバト・ケア

デジャバト・インドネシア 土曜日、ジョグジャカルタ・中央ジャワ地方南部でマグニチュード6.3、リヒタースケール5.9の大規模な地震が発生しました。

発生時刻は5月27日土曜日の午前5:53、ちょうど夜明け前、場所はジョグジャカルタから南南西に約15マイル(約25km)、ムラピ火山の近くでした。この時多くの人はまだ眠っていました。この地震により、公式の数字よりもはるかに多い60万人近くの人が家を失い、多くが仮設テントに避難しました。病院はあふれかえり、野外病院が用意され、患者は路上で手当てを受けています。同時に、多くの人は余震による被害を恐れて病院に入るのを嫌がりました。

月曜日(5月29日)ジョグジャカルタ・中央ジャワの地震による死者は5130人を超え、救助隊は必死に瓦礫の上での捜索活動を続けました。

最も死者が多かったのは、観光地として知られるジョグジャカルタから南のジャワ海岸近く、首都ジャカルタから南東に250マイル(400km)のBantul地区でした。スマランから約80kmのKlaten地区でも、多数の死者が出ました。

地震の被害者・生存者への貢献活動として、デジャバト・インドネシアの代表Ketut Purwantoro氏はデジャバト・ケアを主催し、ビニールテント5つ、ロープ3kg、即席めん20パック、植物油48リットルを寄贈しました。この最初の寄贈では、個人の方からも救援物資の提供がありました。

デジャバト・インドネシアこの救援物資は、火曜(5月30日)の夜にKetut Purwantoro氏から中央ジャワのKlaten地区Kemudo村へ送られました。Kemudo村では7人が亡くなり、数百人が負傷し、85%近くの家が倒壊、残りも激しく傷つき、19の学校が倒壊しました。

デジャバトでは、いかなる企業・組織・個人からの寄付も大歓迎です。ボランティア活動・Kemudo村での復興作業に参加して下さる海外からのボランティアも募集しています。